みなさまに心の安らぎをご提供できる「かかりつけ動物病院」を目指しています。茨木市のハリマウ動物病院

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家出猫の救出

カテゴリ : その他


年が明け少し経った頃、「飼い猫が家の近くにまで来るのですが捕まえることができない」との声が受付の方から聞こえてきました。

どうやら引っ越し間もない家から飛び出してしまったようです。

待合に居た猫好きの女性が心配して言った「捕獲器を設置したらいいですよ」という声も耳に届きました・・・。

その通りなのですが一般の方が捕獲器を用意することはまずもって難しいですから、以前当ブログでも

話題にしました「猫から目線」さんという猫の便利屋さんを紹介しました。

画像は紹介から二日後に無事保護されその直後に病院に連れてこられた時のものです。

「どこか大きな異常がないか病院でチェックしておいてほしい」とのオーナー様の希望があったようです。

それで獣医師をしているのですが実際に猫の捕獲器を見るのはずいぶんとひさしぶりでしたので、その仕組みを聞いてみました。

まずゲージの奥にごちそうをセットします。美味しそうな匂いにつられ猫ちゃんがやってくると、ごちそうの下に仕掛けられた踏板を踏んでしまう事になります。

すると入口付近の屋根にセットされたフォーク状の柵が落ちて猫ちゃんが閉じ込められてしまうというものです。

下の画像を参考にしてください。



 ※上から落下するフォーク状の柵は分かりやすいように入口よりかなり中にセットして撮影していま  
  す。

無事保護されて良かったです。







2022-01-26 09:00:00

猫舌用タンブラー





もう1年ほど前に情報番組で紹介されていた商品ですがネーミングに惹かれ、超猫舌の妻のためにアマゾン
で購入していました。

今年も年明けから妻が使用しています。

室温18~22度の場合、95度のお湯を注ぐと3分間で70度まで下がるとのことです。タンブラーに
使用されている吸熱材が温度を下げてくれるそうです。

飲み物を温かくおいしく味わえる温度は60~67度くらいだそうで、その温度を1時間は保ってくれるとの事です。

購入直後試してみたのですがポットで沸騰させたお湯を「直ぐ」にタンブラーに注ぎ3分間待ち飲んでみますと私は猫舌ではないのですが、まだ心地よい温度とはならず「熱っち」となりました。

たた手持ちの保温マグカップよりは温度は下がっていました。

猫舌の妻は「舌がやけどする」と言っていました。

5分くらい待ちますと沸騰したてのお湯でも私には飲みやすい温度となっておりました。1時間後も変わらず暖かかったです。

妻は朝コーヒーを飲むのですが、コーヒーをカップに注いでおいて温度が下がるのを待つ間に朝の用事を色々済ますそうです。でも普通のカップですと時間がたつと冷め過ぎてしまう事もあるようですので、このタンブラーが重宝しているようです。

※飲み物の熱さは人によって感じ方が違いますので使用される方は注意してください。




2022-01-19 09:00:00

「猫は一番魅力的な場所で用をたす」

カテゴリ : 問題行動


タイトルの言葉は先月「猫の問題行動」というセミナーに参加した時に講師の先生がおしゃっていたものです。

この言葉を聞いた時は内心はっとさせられました。

「おしっこをトイレでしてくれないんです」や「おしっこをトイレ以外の場所でするようになってしまいました」は我々獣医師がよく受ける猫の問題行動についてのご相談です。

この時「おトイレの数は一つではだめですよ」とか「体がおさまらないような小さなサイズはだめですよ」とか「その場所はだめかもしれませんね」、「いつも清潔にしていますか」というようにどこか飼い主様を否定するような表現をしていました。

それだけではなく「猫ちゃんは自分が一番魅力的に感じる場所で用をたします。魅力的なおトイレを用意してあげてくださいね」という言葉を一言添えてもらえていたら、自分が飼い主だったらトイレ改善の創意工夫の意欲がいっそう高まるのではと思いました。

おトイレ以外での排泄は、例えば「膀胱炎があり常に尿意をもよおしてあちこちでしてしまう」などのケースは猫ちゃんにとっても人間にとっても問題ですが、「お布団の上でしてしまう」は人間側だけの問題でその猫ちゃんにとってはお布団の上がおトイレとして一番魅力的なので用をたしたまでで正常な行動です。

写真はお布団の上で用を足すようになった猫ちゃんの飼い主様が用意したおトイレです。

トイレの中にクッションを置きその上にペットシーツを敷いてお布団の上で用をたしているような感覚を演出しています。





2022-01-12 09:00:00

我が家の猫 クヌギちゃん

カテゴリ : その他

皆さん本年もお願いいたします。

本日は我が家の猫を紹介します。現在我が家には猫が2匹居ますが、そのうちの1匹がクヌギちゃんです。

ホームページの扉の画像で私が聴診器を当てている黄色い服を着たサビ柄の子です。また当ブログの初め

ての投稿で爪を切られています。


クヌギちゃんは5年前の春に我が家にやってきました。その頃はそれまで家族だった猫たちが相次

いで天寿を全うし家の中が少し寂しくなっている時でした。そんな時に病院に子猫が保護猫として連れて

こられました。これから飼い主を探しますという事でしたので、もともとサビ柄の猫が

好きだったこともあり本当はいけないのですが衝動的に「我が家でお世話させてください」と思わず言っ

てしまいました。

それでお世話するようになって「あれおしっこをおもらししてる?、あれ歩き方がおかしいな」となり

レントゲン撮影にて背骨に骨折の跡があり脊髄に損傷を負っていることが分かりました。

クヌギちゃんは脊髄損傷のため不自由になった右足を引きずって歩きます。膀胱は麻痺しており満タンに

なった膀胱から常におしっこがチョロチョロ漏れています。その為ずっとおむつをしています。黄色い服

はおむつが脱げないように着せています。ウンチも少しずつしか排便できず。常に便秘気味で年に何回か

鎮静をかけ手でかきだしてあげないといけない時があります。

ただ本当に最近ですがヒルズの腸内バイオームと言うフードに変更しましたら排便状況が改善されまし

た。

足が不自由で少しハンデいキャップがありますが家の中を走り回っており高いところにも飛び乗っていき

ます。




2022-01-05 09:00:00

保護猫 ハルちゃんの息子 ジヴァくん

カテゴリ : 保護猫応援活動


春に妻の友人が保護し以前にブログで紹介をしましたハルちゃんですが、実はその時すでにお腹に赤ちゃんが

一匹いました。 ジヴァくんと名付けられました。

そのジヴァくんがすでに発情行動を見せるようになりました。動画はその時の様子です。

このままですとストレスにもつながりますし、生後9か月も過ぎますとスプレー行為がはじまりますので

先日去勢手術を実施しました。

下の動画はお母さんのハルちゃんが術後のジヴァくんを気にかけているところです。




本年度の投稿はこれが最後となります。来年が皆様にとって良いお年となりますように。
2021-12-29 09:00:00

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猫のフィラリア症ムービー(リンク先に動画があります)
https://www.nekomamo.com/parasite/filaria/movie/

  1. 動物園勤務から病院へ
  2. プロフィール
  1. 週齢はどれくらい?
  2. まず行うこと
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  2. 寄生虫予防
  3. 避妊去勢
  4. デンタルケア
  5. 体重管理・食事管理
  6. 定期健診

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