
画像:5種混合ワクチン
以前(今年の1月11日のブログ)に猫ちゃんのワクチンの接種サイクルについてコアワクチンの場合は初年度以降は環境によりますが3年に1回でいいですよと記事にしました。
コアワクチンとは簡単に言いますと飼育環境に関わらず全ての猫ちゃんに接種しておくことが望ましいワクチンのことです。
詳細は今回省きますが3種混合ワクチンがコアワクチンとなります。
コアワクチン以外のワクチンはノンコアワクチンと呼ばれます。
その感染症が好発する地域や施設で過ごしていたり、自由にお外にいくというようなライフスタイルを送っているような猫ちゃんには接種が望まれるワクチンです。

具体的にはクラミジア感染症ワクチン、猫白血病ウイルス感染症ワクチン、猫エイズウイルス感染症ワクチンがそれにあたります。
クラミジア感染症を予防したい場合は4種混合ワクチン(3種混合ワクチンにクラミジアワクチンを加えたもの)を接種します。
猫白血病ウイルス感染症を予防したい場合は5種混合ワクチン(4種混合ワクチンに猫白血病ワクチンを加えたもの)を接種するか、猫白血病の単独ワクチンがありますのでそれを接種します。
猫エイズウイルス感染症については単独ワクチンがあったのですが、製造が終了しますので今在庫されているものが無くなりしだいワクチン接種による予防ができなくなってしまいます。
ノンコアワクチンですが初年度以降は1年毎の接種が推奨されています。