
「朝起きると黄水をよくもどしているんです。」というご相談を受ける事が時々あります。
これは晩ごはんから次の日の朝ごはんまでの間隔が空きすぎ、空腹にもかかわらず小腸に分泌された胆汁酸という消化液が胃や食道に逆流し刺激するためと考えられています。
ご飯の間隔に偏りのないよう12時毎にしていただいたり、2回のところを3回に分けていただいたりして空腹時間を短くしていただくと問題が解決することがあります。
たいていワンちゃんのオーナー様からの相談であることがほとんどなのですが、ごくまれに猫ちゃんのオーナー様からも相談があります。
以前こう言うことがありました。
その猫ちゃんは仕事場でお世話されており、朝ご飯は午前9時頃、夜ご飯は午後5時頃となっていました。
最後に退社される方がだいたい午後9時前になるとの事でしたので「晩ごはんを退社直前にしてみてください」とアドバイスしましたが、朝出社してみるとやはり黄水をもどしているとのことでした。
そこで自動給餌を用意していただき、御飯の時間を午前9時、午後5時、深夜0時にしていただきました。
この方法で問題は改善されました。