「どうするんですか?先生、1回のませてもらっていいですか」とおくすりを処方した時に言われることがあります。
フードに混ぜて与えてもらうことが多いのですが、そうするとフード自体を食べてくれなくる子がいたり、食事といっしょにのませてはいけないおくすりもあり、その場合は「お口に直接入れてくださいね」となります。
方法を動画であげておきますので参考になさってください。
錠剤
①利き手の親指と人差し指でおくすりを持ちます。反対の手で猫ちゃんの頭を後ろからつかみます。
②鼻先を少し上に向けつつ、利き手の中指で下顎を下げる感じで口を開きます。
③口が開いたら素早く「真ん中できるだけ奥」におくすりを入れます。
④口を閉じ鼻先は上向きのままのどのあたりをさすります。
液剤
①鼻先を少し上向きにあげておきます。
②親指や注射ポンプの先で上唇を持ち上げます。唇を持ち上げるだけで、口は開けなくてよいです。
③キバのうしろあたりから液剤をゆっくりと注入しましょう。急ぐとむせてしまいます。