少し古い話題ですが先月国内初となるツシマヤマネコの人工繁殖が成功したというニュースを見ました。
よこはま動物園ズーラシアで3月18日に1頭誕生したようですね。
野生頭数が減少してしまったため、国内9施設で飼育・繁殖がなされ種の保全に努められているようです。
手持ちの本で調べてみますとツシマヤマネコの妊娠期間は飼育下ですと60~68日だそうで、昨年12月から人工授精に取り組んでこられたようです。
ネコ科の動物は大きく8グループに分けることができます。
そのグループのひとつがベンガルヤマネコの仲間です。
ベンガルヤマネコの仲間はベンガルヤマネコ・スナドリネコ・マレーヤマネコ・サビイロネコ・マヌルネコの5種です。
ツシマヤマネコはベンガルヤマネコの亜種です。関西では京都市動物園で飼育されています。
また同じ仲間のマヌルネコは神戸動物王国で飼育されています、一度見に行きましたがずんぐりでかわいかったです。
ところでペットショップに行くとベンガルって見ますよね、「飼育していいの?飼育できるの?」と思いますよね。
あのベンガルは8つのグループの一つイエネコの仲間「イエネコ」の一つの種類です。
浅学ですので以下のお話に間違いがあったらすみません、興味のある方は調べてみてください。
ベンガルヤマネコはネコ白血病ウイルスに強い抵抗性があり、人間の白血病の研究に利用されたそうです。
そのなかでベンガルヤマネコとイエネコとの交配がおこなわれベンガルが誕生したそうです。
ベンガルのもようは見ていてとてもきれいですよね。