数年前に猫ちゃんの飼育頭数がワンちゃんの飼育頭数をわずかながら抜きました。
当院に来院される猫ちゃんの比率も感覚的なものですが4割(以前は2割ほど)くらいでしょうか、ここ数年間であきらかに増えてきています。
それともうひとつ純血種の猫ちゃんの割合も増えてきています、しかも種類もかなり豊富になっています。
僕の子供ころは純血種というとペルシャ(ヒマラヤンを含む)、シャム猫が定番で平成に入ったころ(大学生のころ)からやっとアメリカンショートヘアーやロシアンブルーを見かけるようになったように記憶しています。
それから獣医師となり2000年代に入り見かけるようになったのは定番のスコティッシュさん、他にはアメリカン・カール、エキゾチック・ショートヘアー、ブリティッシュ・ショートヘアー、ノルウェージャン、ソマリ、アビシニアンと言ったところでしょうか。
次に見かけるようになったのはベンガル、シンガプーラ、メインクーン、ラグドールそしてその手足の短さにかなりびっくりさせられたマンチカンでした。
最近はミヌエット、ラガマフィンをちらほら見かけます。
当然品種ごとによくみられる病気もあり我々獣医師はそれについても知っておかなければなりません。
上記画像のような本も去年から出版されています。
下の動画は最近妻がとあるペットショップさんで見かけた猫ちゃんを撮影したものですが、不勉強で最初に見たときに品種はわかりませんでした。
ジェネッタというそうです。画像の本にも出てきません。
マンチカンのような体形でベンガルのような模様をしています。