みなさまに心の安らぎをご提供できる「かかりつけ動物病院」を目指しています。茨木市のハリマウ動物病院

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 タイガース 日本一

カテゴリ : その他


タイガースファンの方おめでとうございます、前回の日本一から38年長かったですね。バファローズファンの方は残念でした。

今はもっぱらネット観戦ですが開業するまではよく甲子園に出かけていました。

子供の頃からのファンで病院名も実はタイガースにちなんでいます。

「ハリマウ」とはインドネシア語で「トラ」という意味です。

上の画像は2年前ひさしぶりに生観戦に出かけた時に購入したTシャツで、ユーモラスなトラの雰囲気が気に入っています。
2023-11-08 07:00:00

口内炎その後:保護猫クロちゃん

カテゴリ : その他

          来院当初の口内炎の様子

8月16日のブログで報告しました保護猫クロちゃんの口内炎のその後ですが、現在は痛みを訴えるそぶりなくスムーズに食事できているとの事です。

お預かり当初に食事中フードを口にするのを躊躇する様子が観察されましたので、それは口内炎による痛みのためと考えました。

ステロイドという痛み止めを使用することで躊躇することなく食べるようになり、その後はインターベリーと言うお薬を継続して使用していました。

インターベリーには歯肉口内炎の原因となる歯周病菌の数を減らす効果が期待されています。

インターベリーは本来は軽度の歯肉炎に対して使用するもので激しい歯肉炎や画像のような口内炎に対しては適応外となっていますが、歯周病菌を軽減し少しでも口内炎が改善されればと思い使用していました。

※歯肉炎と口内炎との違いの説明は今回省略させていただきます。



粉薬なのですが1箱を10分包し、歯肉炎治療の場合は1回1分包分を歯肉に指で塗り込みます。それを3~4日ごとに10回おこないます。

口内炎部に直接塗り込む事は出来ませんので、



1回分を蒸留水4mlに溶解して



1日1回、左右の口角から3,4滴垂らしてもらっていました

下の画像が現在の様子です。茨木市外に居住されており連れてきていただくのがなかなかできませんので画像の送信をお願いしました。

口内炎は継続してありますが(画像ではわかりにくいのですが)明らかに上の画像に比べて赤みが軽減しているとの事です。

インターベリーが功を奏しているとは断言できませんが使用を継続しています。

弊害も心配なステロイドを使用することも無くスムーズに食べくれていることはうれしいことですが、定期的な口腔内のチェックは必要となります。

口内炎が進行するようなら外科的な対応も考えなければなりません、症状が重症化すれば根治が期待できる外科的な対応を行っても改善が難しくなってくるからです。

定期的に口腔内をチェックして外科処置に踏み切る時期を適切に判断していかなければなりません。

※外科処理:口内炎の悪化要因となる歯を抜くことです。





       現在の口内炎の様子
2023-11-01 09:00:00

チンパンジー

カテゴリ : その他



天王寺動物園のチンパンジーさん無事保護されて良かったですよね、びっくりしましたよね。

まあ本人が一番びっくりだったでしょうね。

お昼の1時半ごろ保護されたみたいなんですが、実はその1時間ほど前、午前の診察が終了したころ一本の電話がありまして看護師さんが応対していました。

それでなんとなく応対を聞いていますと「ええ、それでどのようなご質問ですか」、「チンパンジーが逃走した・・・」

で頭の中で「ん????。チン・・パン・・逃走? そんな名前のワンちゃん猫ちゃんいたかなぁ」と考えていると看護師がやって来まして

「関西テレビさんです。今、天王寺動物園のチンパンジーが逃走しているそうでそれについて聞きたいことがあるそうです。ホームページを見てかけてこられたそうです。」

「うん、なんで、僕に?」と一瞬思いましたが、ホームページの自身のプロフィール欄に大学卒業後のほんの短い間(1年弱)ですが四国の動物園でチンパンジー、オラウータン、ゴリラなどの飼育員を経験させていただいたと記載してあったのを思い出し「あーそれでかぁ」と直ぐに納得しました。

ただ「30年近く前のわずかな期間の経験ですのでお役に立つようなお話はできそうにありません」とお電話を切らせていただきました。

チンパンジーさんの出来事以上にびっくりしました。

でもどんなご質問があったのか聞くだけでも聞いとけばよかったですね。



2023-10-18 09:01:00

わん

カテゴリ : その他


保護猫クロちゃんが無事退院し妻の友人宅へ帰っていきましたと先々週のブログで話題にしました。

その友人宅には先住猫ハルちゃん、その息子の君ジヴァ君、シェルティのチヨちゃんがいます。

いずれもブログで話題にしたことがあります。ハルちゃんも保護猫で保護時おなかの中には既にジヴァ君がいました。

このジヴァ君ですが千代ちゃんによくついて回りいろいろ同じことをするとのことです。

チヨちゃんがレタスやキャベツを食べていると一緒になって食べたりするそうで、とうとう「わん」と鳴くようになったとのことで上の動画が送られてきました。

う~ん、確かに「わん」と鳴いていま・・すね。

レタス動画




2023-09-06 09:00:00

猫の歯肉口内炎

カテゴリ : その他


7月5日のブログで紹介しました保護猫クロちゃん(妻の友人が保護しました)ですが、先日退院していきました。

健康チェックのため病院でお預かりし当初は経過観察を1週間くらいおこない帰す予定でした。

たた色々ありその期間が1か月半近くになってしまいました。

一つは食欲は示すのですがなんとなく食べ方がおかしく、途中で食べるのを休憩する事でした。

それで口を開けてなかを覗いて見たときの画像が上のものです。

本来薄いピンク色の「のど」の入り口が真っ赤に炎症をおこしています。

歯肉も炎症を起こしていました。



食べる時にフードが炎症部にあたり痛いので食べ方がゆっくりになっていたのでしょう。

歯肉口内炎と診断しました。

治療としてはさまざまな方法があり大きく分けて内科療法と外科療法にわかれます。

内科療法は抗炎症薬や抗生剤、インターフェロンというお薬で炎症を抑えていきます。

外科療法は炎症の刺激となってしまう歯を一部あるいは全部抜いてしまうという方法です。

抜歯の理由は歯はバイキンや汚れが付着し炎症刺激の温床となってしまうからです。

ただいきなり歯を抜くということはなかなかできず、まずは歯のおそうじ(歯石・歯垢除去)をしたり内科療法からということが多いです。

今回もステロイドと抗生剤、インターフェンαというお薬の投与から治療を開始しました。

治療開始直後から休憩することなくスムーズに食べるようになりました。

猫の歯肉口内炎にはエイズウィルス、白血病ウイルス、カリシウイルス、ヘルペスウイルスといったウイルスの関与が指摘されておりその中でもカリシウイルスが原因となっていることが多いようです。

これらのウイルス感染があると抵抗力を下げる作用のあるステロイドの投与は慎重にしなければなりませんがエイズウィルス、白血病ウイルス、カリシウイルスは検査を行ったのですが陰性でした。

下はカリシウイルスの検査結果です。結果は陰性でした。




内科療法で痛みを感じず食べだしてくれたことは良いことなのですが、ステロイドの使用はさまざまな弊害(クロちゃんにも現れました)もあることから現在は早期の段階からの外科療法の選択も視野に入れた方が良いようです。

妻の友人にも自宅に連れて帰りクロちゃんが新しい環境になれてきた頃を見計らって、歯科専門医を受診し外科適応かどうか判断を仰ぎましょうと伝えています。

クロちゃんに現れた弊害については次回お話します。





2023-08-16 09:00:00

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猫のフィラリア症ムービー(リンク先に動画があります)
https://www.nekomamo.com/parasite/filaria/movie/

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  1. 週齢はどれくらい?
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