みなさまに心の安らぎをご提供できる「かかりつけ動物病院」を目指しています。茨木市のハリマウ動物病院

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ゲージ恐怖症

カテゴリ : 問題行動


「あらぁ帰りは直ぐに入っていくわぁ、入れる時は苦労したのに」という言葉を診察終えたを猫ちゃんのオーナー様から聞くことがあります。

目の前で扉やフタを開けてあげると猫ちゃんが自らゲージやバッグに入っていく姿を見られての言葉です。

猫ちゃんにしてみれば一刻でもはやくより安全な場所に身を隠したいのでしょうね。

このような猫ちゃんはまだそれがが自身が連れてこられたゲージやバッグであるという事や診察台の上よりは安全な場所だとパニックを起こさず冷静に判断しているので、そのような性格の子であればお家でゲージやバッグに入れる時の苦労はまだ許容範囲であるのかなぁとオーナー様には怒られるかもしれませんが推測しています。

ただ扉やフタを開けようものならそこから一瞬で飛び出ししまう性格の猫ちゃんもいます。これはその中を安全な場所だとは考えておらずより安全な場所を探しての行動だと思われます。

このような猫ちゃんの場合、ゲージーやバッグに入れる時のオーナー様の苦労は並大抵の事ではなく、猫ちゃん自身も大変な恐怖やストレスを感じている事と思われます。(中には双方怪我をしてしまうことも)

そして病院に連れて来られるわけですからゲージやバッグに対する嫌悪感は増大していく一方です。

当院ではそのような猫ちゃんのオーナー様に上記画像のガバペンチンというお薬をお渡ししておき
ゲージやバッグに入れる1~2時間前に内服させて頂くという方法をとることがあります。

これは抗てんかん薬の仲間で第一選択の抗てんかん薬の効き目が弱くなってきた時などに補助的に使用しています。

この薬を猫ちゃん1頭につき4分の1錠ほど内服させるとほどよい鎮静効果が数時間得られゲージやバッグへ入れる際の苦労や猫ちゃん自身の恐怖やストレスを軽減してあげることができます。

単回の投与であれば比較的安全なお薬なのですが足が少しふらついたりというような副反応が見らる猫ちゃんがいたり、逆にあまり効果がないといわれてしまう事もあります。

ご興味のある方は一度ご相談ください。

※移動用のゲージやバッグは普段から身近な場所に置いておき時々その中でおやつをあげるなどしてあげて身近なもの、楽しい場所という認識を持たせてあげてください。















2022-11-16 09:00:00

みるペット




 
お知らせ事項にも記載しておりますが、この度オンライン相談・診療システム「みるペット」の運用を開始しました。

オンライン診療は人間の医療現場ではコロナ対策の一つとしても早くから導入されておりニュースなどでご覧になった方も多いと思います。

オーナー様はスマホから「みるペット」にご登録していただくことでご利用が可能です。

当院に来院歴のある猫ちゃん、ワンちゃんが対象になります。

来院歴のあるオーナー様の猫ちゃん、ワンちゃんでもその子たちに来院歴がなければオンラインでの診療は禁止されています。

お悩み事の相談という事であれば来院歴がなくても法律上可能なようですが、医学的な診断をしたりお薬を処方したりすることはできません。

再診・皮膚病の診察・お悩み事の相談での運用を想定しています。

システムを導入したばかりですのでしばらくの間は不手際が目立つかもしれません。そのため当分の間(本日から1か月くらいを考えています)は導入テスト期間として予約料金、基本料金(診察費用に相当)は頂きません。ただし「みるペット」のシステム利用料金(300円)、お薬代金、送料は発生します。

簡単なながれ

①みるペットにご登録ください。

②マイリストに当院を加えてください。

③お電話でご予約下さい。




ご不明点はお気軽にお問い合わせください。


















2022-11-09 09:00:00

排便カレンダー

カテゴリ : 消化器



先月のブログで便秘症の記事をあげさせていただきましたが、うちの猫も便秘症です。

主に便を柔らかくするためのラクツロースという水あめのようなお薬と腸内バイオームという便秘対応のフードを利用し、何日も排便せず嘔吐や食欲・元気の消失がみられるようになったら鎮静麻酔下で便を指で掻き出すという対応をとってきました。

良い時で2日に1回、ひどい時は4日に1回くらいの間隔で排便をするしかもほんの少しづつという感じでした。

ある日の便を書き出す前のレントゲン写真で何倍にも太くなった大腸を確認してからは、便秘対応のフードを利用するよりも少しでも便量が少なくなるフードの方が良いのかなと判断しフードの変更をおこないました。

排便ペースは相変わらずでしたが、おなかに抱える便量がわずかながらでも減った分感覚的なものですが
快適さが少し改善されたのかなと様子を見ていて思いました。

ラクツロースの投与は奥さんに任せっきりだったのですが、「飲ませにくく凄く嫌がる。他に何か試す方法はないのかなぁ」と常々言われていました。

そこで最近出席した猫専門病院の先生のセミナーで得た知識からモビコール、サイリウム、プロナミドと
呼ばれるお薬やサプリメントを利用してみることにしました。

モビコールは便中に水分を引き寄せ便を柔らかくする作用があります。ラクツロースも同じ目的で投与していましたが、モビコールの方が格段に飲ませやすいとの事でした。

サイリウムは可溶性繊維と呼ばれる繊維分で便の体積を増すことで大腸を刺激し排便を促す効果があります。実は便秘対応の療法食に含まれています。であれば便秘対応のフードから便量が少なくなるフードに
変更したのは間違いじゃないですかと言われそうですが・・・

プロナミドは嘔吐止めとして使用されるお薬ですが大腸の運動機能の改善を期待して投与します。

これもまたうちの猫がたまたまかもしれませんがこれら3つを使用するようになってから明らかに排便状況が改善されました。

それを視覚的にわかりやすく理解していただくためにあげさせていただいたのが最初のカレンダーの画像です。

 カレンダーの中の「かりんとう」みたいに描かれたマークは「うんち」です。例えば1日の日には1回の排便で中小一個ずつ排便したことをあらわしています。

カタカナの「ラ」はラクツロースを、「プ」はプロナミドを、「粉(モ)」や「モ」はモビコールを、
「サ」はサイリウムを投与したことを表しています。

「腸」は療法食の腸内バイオームを少し療法食の低分子プロテインに混ぜたことを示しています。低分子プロテインのみでは食いつきが悪くなったためです。

8日まではラクツロースのみの投与でその日に鎮静下での便の掻きだし、9日にプロナミドを追加、18日に
ラクツロースをモビコールに変更、19日にサイリウムの追加を行いました。

用手排便後プロナミドを追加してからはほぼ毎日1回の排便、モビコールへの変更・サイリウムを追加後は
1日に複数回排便する日も認められるようになりました。

便の質も変な表現ですがもちもちっとした感じになりました。これはサイリウムの影響が大きいものと考えます。少し混ぜた腸内バイオームの影響も否定できませんが・・・。

サイリウムは粉末状の製品でそのままウエットフードに混ぜて利用できますが、





うちの猫はウエットを嫌がりますので水を混ぜて団子状にして手で与えています。

2022-11-02 09:00:00

知覚過敏症の疑い

カテゴリ : 問題行動


「避妊手術後から背中からしっぽにかけての皮膚がブルブルっとなりその後走り回るような事があった。昨日からひどくなりかかりつけ動物病院を受診しました。熱があったので解熱剤の注射と精神安定剤を処方されました。たまにハァハァと犬のような呼吸をする。」とのご相談を受けました。

1歳のロシアンブルーさんで食欲や元気など一般状態に問題はないようです。

「背中の皮膚がブルブルっと・・・」このようなお話が合った時に獣医師は知覚過敏症の事が一つ頭に浮かびます。

はっきりとした原因やメカニズムは解明されていないのですがストレスや恐怖体験が引き金になっているのではとも考えられています。

この猫ちゃんにとっては断定はできませんが避妊手術というイベントが非常に大きなストレスとなってしまったのかもしれません。

他の症状としては過剰なグルーミング、触られるのを嫌がる、攻撃的になる、自傷行為などがあります。

知覚過敏症の対策としては即効性のあるものはなく基本的には「日常的なストレスを減らす」ということになります。

「猫にとって快適な環境づくりりのためのガイドラインにおける5つの柱」と呼ばれるものがあるのですが
その中に

「好意的かつ一貫性があり予測可能な、人と猫の社会的関係を構築する」

という項目があります。難しい表現ですが簡単に言うと猫ちゃんは唐突な出来事を嫌がります、大きな音
、急な来客、お昼寝中に急に抱っこされるなどです、もちろんこれだけではありませんが。

こういう「猫ちゃんがびっくりするような唐突な出来事を極力なくし日々穏やかに接してあげる」と言い換えることができるでしょうか、気長に対応することが大切です。

日々の補助的な療法として、ストレス軽減作用の期待できるフードやサプリ、フェロモン製剤を使用することもあります。

また症状がひどい場合は抗うつ剤の使用も考えます。

「背中をブルブルさせる」症状は病院内では再現されず確認できないこともあるのですが、今回動画を持参してくださいました。

今後の参考のために動画を提供して頂くことができました。







2022-10-26 09:00:00

 マイクロチップ装着

カテゴリ : その他



少し古い話題になりますが令和4年6月1日よりペットショップさんやブリダーさんが販売する猫ちゃんやワンちゃんに対してはマイクロチップの装着が義務化されました。

保護した個体やご家庭で生まれた個体に対しては努力義務(任意)となっています。

マイクロチップは人間で言うマイナンバーカードみたいなものでその個体だけのナンバー情報が記録されています。

環境省や獣医師会にそのナンバーを登録しておけば迷子になった時などにそのナンバーからご家族のもとに帰してあげる事ができます。

装着は一瞬で終わります。

ナンバー読み取り機でマイクロチップがきちんと装着されているか最後に確認をします。





2022-10-19 09:01:00

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猫のフィラリア症ムービー(リンク先に動画があります)
https://www.nekomamo.com/parasite/filaria/movie/

  1. 動物園勤務から病院へ
  2. プロフィール
  1. 週齢はどれくらい?
  2. まず行うこと
  1. ワクチン接種
  2. 寄生虫予防
  3. 避妊去勢
  4. デンタルケア
  5. 体重管理・食事管理
  6. 定期健診

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