
皆さん大河ドラマは御覧になりますか?
私は何年かに一度「おや、今年は面白そう。1年通して見てみよう。」と決意するのですが毎年数話視聴したところで挫折してしまいます。
最近では数年前の「麒麟がくる」、どちらかと言うとあまり良い印象で語られない明智光秀が主人公で珍しかったので視聴してみたのですがやはり挫折・・
今回の「光る君へ」、舞台が平安時代とこれは時代設定が珍しいので視聴を開始、これが予想以上に面白く先の15話まで視聴継続中。
主人公は「源氏物語」の作者、紫式部と「この世をば我が世と・・・」の和歌で有名な藤原道長です。
15話では紫式部のライバル設定のファーストサマーウイカさんが演じる清少納言が宮中に召し抱えられました。
皆さん紫式部の「源氏物語」って名前だけ知っていて中身に触れる事ってあまりないですよね、一方清少納言の「枕草子」1段目の「春はあけぼの」は学校で習いますのでどちらかと言うと清少納言の方がなじみがありませんか、源氏物語も習うのでしょうか古文や漢文が苦手だったので覚えていません。
(2千円札は紫式部でしたね。)
枕草子は清少納言が宮仕えしていた時に体験した出来事や、自然現象、人生について思うところを書き留めたものですよね、で「猫」についても何か書き留めているのではと思い調べてみますと7段目の早い段階で猫が出てきました。
この猫ちゃんの名前が「命婦のおとど」と言うらしく現在分かっている日本で一番古い猫ちゃんの名前だそうです。
おとどちゃん、かわいい名前ですね。
さらに50段目にずばり「猫は」と言う短い段があり
猫は、上のかぎり黒くて、腹いと白き。(猫は、背中だけ黒くて、腹がとても白いの。)
とあります。
清少納言は黒・白ぶち猫(タキシード柄あるいはマスク&マントル柄)が好みだったんでしょうね。