みなさまに心の安らぎをご提供できる「かかりつけ動物病院」を目指しています。茨木市のハリマウ動物病院

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心因性脱毛

カテゴリ : 問題行動


上の画像は避妊手術のため連れて来られたロシアンブルーさんの手術前の写真です。

麻酔導入直後でこれから心電計・血圧計・点滴などをつないでいきます。

その後お腹の毛を刈っていくのですが、よく見ていただきますと既に毛のない箇所があります。

下腹部と両脇になります、お預かり時にオーナー様から既に指摘されていました。

分かりやすいようにオレンジのラインを入れてみます。



心因性脱毛が疑われました。

グルーミングは第一に体を清潔に保つために行われますが、その他にも自分を落ち着かせるため・リラックスさせるためにも行われたりします。

体が舐められる刺激でセロトニンという物質が体内に放出されます。このセロトニンはリラックス効果をもたらします。

そこで何らかのストレスがあった場合グルーミングをして自分を落ち着かせようとします。

そのストレスによってはグルーミングが過剰になってしまい脱毛がおこってしまいます。

ストレスの原因は様々ですが、生活環境の変化が一番多くみられるでしょうか。

フードの変更、家具の配置の変化、引っ越し、におい、新しい同居人・動物などなど・・・

オーナー様に確認しましたところ特に思い当たる出来事はないとのことでした。

ただ発情行動が見られるとのことでした。

室内の場合は発情してもパートナーをみつけることができません、そういったこともストレスになるのかもしれません。

※このような脱毛がおこる理由は心因性だけではありません、今後経過を見守っていきます。
2023-04-19 08:04:53

純血種の増加

カテゴリ : その他


数年前に猫ちゃんの飼育頭数がワンちゃんの飼育頭数をわずかながら抜きました。

当院に来院される猫ちゃんの比率も感覚的なものですが4割(以前は2割ほど)くらいでしょうか、ここ数年間であきらかに増えてきています。

それともうひとつ純血種の猫ちゃんの割合も増えてきています、しかも種類もかなり豊富になっています。

僕の子供ころは純血種というとペルシャ(ヒマラヤンを含む)、シャム猫が定番で平成に入ったころ(大学生のころ)からやっとアメリカンショートヘアーやロシアンブルーを見かけるようになったように記憶しています。

それから獣医師となり2000年代に入り見かけるようになったのは定番のスコティッシュさん、他にはアメリカン・カール、エキゾチック・ショートヘアー、ブリティッシュ・ショートヘアー、ノルウェージャン、ソマリ、アビシニアンと言ったところでしょうか。

次に見かけるようになったのはベンガル、シンガプーラ、メインクーン、ラグドールそしてその手足の短さにかなりびっくりさせられたマンチカンでした。

最近はミヌエット、ラガマフィンをちらほら見かけます。

当然品種ごとによくみられる病気もあり我々獣医師はそれについても知っておかなければなりません。

上記画像のような本も去年から出版されています。

下の動画は最近妻がとあるペットショップさんで見かけた猫ちゃんを撮影したものですが、不勉強で最初に見たときに品種はわかりませんでした。

ジェネッタというそうです。画像の本にも出てきません。

マンチカンのような体形でベンガルのような模様をしています。

2023-04-12 09:00:00

猫の掛け時計

カテゴリ : その他


以前に猫の懐中時計について記事にしたことがありますが、今回は壁掛け時計です。

去年の事ですが「診察室の時計を変えようかな」と思い「そういえば猫の壁掛け時計が家のどこかにあったな」と引っ張り出してきました。

これは勤務医時代に結婚前の妻と暮らしていた家に飾っていたものです。

陶器製で確か阿倍野の近鉄百貨店で購入したように記憶しています。

家の中を探し引っ張り出してきたのは良いのですが、秒針が取れてなくなってしまっているので診察室ではどうも使用できそうにありません。

そこで「購入したのはもう20年以上前だし、まさか見つからないだろうな」と思いながらもフリマサイトを検索していますとなんと直ぐに見つかりあらたに購入することができました。

下の画像のものがそれですが、ちゃんと秒針がついています。



さっそく診察室の壁に掛けてみたのですが少し小さくバランスが良くなかったので使用は見送りました。

それでこの各々の時計の左側の「ひげ」をよくみると最初の画像のものはひげの生え際がはなれているのですが、新たに購入したものはひげの生え際がつながっています。

口の角度や手のついている位置も微妙に違います。

手作り感いっぱいで面白いですね。
2023-04-05 09:00:00

フード量の簡単な計算方法:大人の猫

カテゴリ : お世話

先週、食べ過ぎて消化不良を起こし嘔吐しているのではと思われる猫ちゃんがつれてこられました。

フードを出したらその分をきっちり平らげてしまうようで、新たに購入した自動給餌機の量設定を間違え一度にたくさん与えすぎてしまったようです。

その猫ちゃんの体重から計算してみますと1回のフード量が1日分の量になってしまっていました。

1日に与えるフードの量はたいてい袋や缶詰め、パックのどこかに記載されています。

ですのでそれを参考にしていただいたらよいのですが、簡単な計算方法をお教えしますね。

応用できるのは大人の猫ちゃんになります。ワンちゃんや子猫には応用できません。

あまり活発ではない猫ちゃん 50×体重

普通の猫ちゃん       60×体重

活発なちゃん        70×体重

この計算をしてみてください。

次に袋や缶詰に記載されている代謝エネルギーという項目に記載されているキロカロリー数に注目してください。下の画像でピンクの〇で囲ってある箇所ですが「379」とあります。



上の計算式で出てきた数字をこの数字で割って100をかけてください。

それがそのフードの1日に与える量(グラム)です。これを数回に分けて与えてください。

4kgの活発な猫ちゃんに画像のフードを与えるとしましょう。

1日量は 70×4÷379×100≒73.9 およそ74gとなります。これを数回に分けて与えてください。

※ワンちゃんや子猫などでの計算方法は2021年11月18日のブログに記載しております。
2023-03-29 09:00:00

前房蓄膿

カテゴリ : 眼



ある日「右目の下がにごっている」との事でロシアンブルーさんが連れてこられました。

目の中の前方部分は眼房水とよばれる水で満たされています。

上の画像ですが眼房水がにごって見えるところがあります。わかりやすいようにピンクの→で示してみます。


 
反対の目と比べていただくとわかりやすいのですが、矢印で示すところにクリーム色のもやもやしたものが観察されます。

これは炎症で生じた成分(わかりやすく簡単に表現しますと膿です)が眼房水の中にあらわれ重力により下側に沈殿したものと考えられます。

炎症と言えばなんらかの病原体が感染しおこる炎症がまず頭に浮かんでくると思いますが、その他に自分を守るための抗体という武器が自分自身の体のある部分をあやまって攻撃してしまうことにより起こる炎症があります。

今回は後者の炎症が疑われました。

このような時にはステロイドとよばれるお薬を点眼したり飲ませたりして、自分自身を攻撃している抗体の働きを少し抑え込むようにします。

下は治療開始1週間後の写真です。



目の中に見られたクリーム色のもやもやがほぼ無くなっています。

※今回は軽度の前ぶどう膜炎により前房蓄膿が生じたのではないかと考えています。

2023-03-22 09:00:00

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猫のフィラリア症ムービー(リンク先に動画があります)
https://www.nekomamo.com/parasite/filaria/movie/

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