
猫ちゃんの歯石取りをしました。
歯医者さんで歯のクリーニングを受けた経験のある方ならご存じだと思いますが、超音波スケーラーと呼ばれる器具を使用して行います。
超音波の力で歯石を破壊していきます。
人間であれば「お口を開けてください。もう少し上を向いてもらえますか。」ですむのですが、ワンちゃん猫ちゃんではそうはいきませんので麻酔をかけて行います。
気管チューブと呼ばれる管から麻酔ガスと酸素を肺に送り眠ってもらっている間に行います。
画像の猫ちゃんは1歳9か月でかなり若い子なのですが既に立派な歯石が上の奥歯に出来上がっています。
また歯石の上の歯肉は赤く腫れ歯肉炎を起こしています。
わかりやすいように歯石をオレンジ色で塗ってみます。

歯石は放置された歯垢が硬くなったものです。
歯垢とは食べかすをエサに増殖したお口の中にいるバイキンの集まりでヌルヌル、ネバネバしています。
歯垢は放置されると最短3日間で歯石になるといわれていますのでワンちゃん、猫ちゃんは3日に1回は最低限歯磨きをしたほうが良いと言われています。
歯垢は歯磨きで取れるのですが歯石になってしまったものは取れません。
歯垢チェッカーで歯垢の状態もチャックしてみました。
小学校や歯医者さんでピンク色の液体でうがいをして歯垢のチェックをした経験って皆さんありますよね。歯垢が残っていたら染まるっていう検査です。

それも行ってみました。

歯石がついてなくてきれいに見えるようなところも実はかなり汚れている事がわかります。
この後、歯石取り・歯の研磨をおこない再び歯垢チェックをしました。

ピンク色に染まる歯はなくピカピカです。
歯石はその毒素が腎臓病や心臓病、糖尿病などといった病気の遠因になっているとも言われています。
一度歯石取りや歯磨きについて考えてみてくださいね。